ニカ・バヒアは1972年、ジョージアのトビリシで生まれました。
ワインのエチケットは自ら描いてるもので、とっても愛らしいものばかり。
ワインの多くには、彼の大好きな家族の名前がつけられています。
「スキンコンタクトは何か月？」ときくと、「ぶどうに聞いて！」と返事をするニカ。
この言葉と、その作り方こそが、とっても彼らしいのです。
ドイツの学校で、美術、絵画、彫刻を学んだ後、2000年に修士号を取得し、講師なども務めます。
彼のいくつかのプロジェクトや芸術作品は、ドイツ国内外で発表されています。
エチケットからも感じられるように、とてもイキイキとして自由なワイン。SO2の添加はしていません。

2010年にMamuka Kikvadzeと妻Lako Teneishviliは、Samtavisiにある100年以上の歴史を持つ家と小さなブドウ園を購入しました。この土地は標高650メートルに位置し、主に粘土質で石灰質です。フランスのワイン生産者たちによって「Charmants」と名付けられた特別な地域で、古代品種であるチヌリを栽培しています。チヌリは高い酸と糖のレベルを持ち、野生のミント、ナシ、リンゴの香りが感じられます。Mamuka Kikvadzeはグリアで生まれ、祖父のQvevriでのワイン造りを手伝いましたが、トビリシでアーティストとしての生活を送った後、Samtavisiでワイン造りを始めました。彼はグリアのクヴェヴリを使って独自の味わいを持つワインを生産しており、グリアの伝統と結びついています。

音楽家のカハは、ヴァイオリニストであり、奥様もピアニストです。彼のヴァイオリンの音楽からは、ジョージアの深い優しさが感じられ、その優しさは彼のワインにも表れています。彼は友人たちとともにブドウ畑を購入し、ブドウ栽培とワイン醸造に取り組み、その後一人で村での生活を選びました。彼の畑はコーカサス山脈の南斜面にあり、ビオディナミの原理に従ってぶどうを育てています。彼の娘、ケテヴァンもワインづくりに関わり、女性ワインメーカーとして成功を収めています。彼らのワインは、ジョージアの伝統を守りつつも、ナチュラルなスタイルで造られており、やさしく美味しい味わいが特徴です。

トリビシの伝説的な自然派ワインバー、アンダーグラウンドや自然派ワイナリー、フェザンツティアーズで経験を積んだアメリカ出身の若き女性エネク・ピーターソンの小さな小さな醸造所で造られたワインです。

ジョンはアメリカ出身の画家で、ソ連在住の際に高く評価されました。1996年に初めてジョージアを訪れ、2年後に移住。ブドウ畑で絵を描いている最中、ワイン農家のゲラに誘われ、フェザンツティアーズが始まりました。このプロジェクトは、ジョージアの文化と遺産に対する情熱から生まれ、伝統的なクヴェヴリという甕で発酵と醸造を行います。ジョンの絵画は具象的で、色を重ねて描かれ、繊細で優しい愛情が感じられます。その作品と同様に、フェザンツティアーズのワインも繊細で多彩な色合いがあります。

ザーゴ農園は、5世代にわたる家族の伝統と努力の結晶であり、19世紀半ばにぶどう栽培を開始した曽祖父アンジェロ・ザゴの決断に始まります。現在はエミリオの娘リタ・ザーゴと孫エンリコが経営を担当し、プロセッコDOC生産のためのブドウ畑を持っています。ザーゴのぶどう畑は特に適した地理的条件にあり、8ヘクタールの広大な敷地に広がり、キオーンスのタイエドに位置しています。ザーゴは、プロセッコ DOC の2つのスタイルを提供しており、一つは伝統的な「Sur Lie方法」で、もう一つはイタリアン・メソッドであり、どちらも質の高いプロセッコを生産しています。リタ・ザーゴは、美しいぶどう畑と清らかな環境で、家族伝統を受け継ぎ、飲みやすく美しいプロセッコを作り上げています。また、ザーゴのご主人はZAGO BIRRAでビールも製造しています。

DOREMI WINEは、ギョルギ、マムカ、ガブリエルの3人の友人によって2013年に設立され、古代ジョージアの技術を用いて最高級のナチュラルワインを生産することを目指しています。彼らは有機栽培でブドウを育て、工業酵母、化学物質、添加物を使用しない伝統的な製法を実践しています。ワイナリーはトビリシの近くにあり、カルトゥリとカヘティの畑から手摘みブドウを使用しています。ワインはすべて手作りのクヴェヴリで醸造され、野生酵母のみを使用し、発酵後は土で密封されて熟成します。彼らの静かながら力強い意志と熱意は、毎年の挑戦を通じてワインに表れ、彼らを志高い生産者として際立たせています。

ラパティ・ワインズは2015年に創立され、ジョージアでペティアン・ナチュールをクヴェヴリで作る最初のワイナリーです。ヴィンセント・ジュリアンとギヨーム・グーロウが出会い、自然で環境にやさしい方法で現地のブドウ栽培者と共にワインを作る共通の目的でプロジェクトをスタートさせました。カヘッティのサガレホにセラーを設立し、楽しい雰囲気でワインづくりに取り組んでいます。彼らのスティルワインは、赤ワインは房ごとかめで醸造され、独特の香りと華やかな酸を持ち、白ワインも特有の雰囲気を持つやわらかい味わいが特徴です。